所得税の前払納付制度である予定納税について、定額減税を利用することができます。
(予定納税)
予定納税とは、前年度の所得税納税額15万円以上の場合
当年度の所得税の一部を事前に支払う制度です。
年2回の前払いです。
(定額減税)
定額減税は該当者1人当たり所得税3万円・住民税1万円を減税を予定しています。
(予定納税額の減額申請)
「令和6年分所得税及び復興特別所得税の予定納税額の7月(11月)減額申請書」を税務署へ提出することにより、予定納税額に定額減税が適用されます。
(例)
家族構成が個人事業主の夫、妻、小学生子供2人の4人である場合
[所得条件は満たしている]
所得税の1人当たり定額減税額3万円×4人=12万円が減額可能です。
税務署から送付されてくる「令和6年分所得税及び復興特別所得税の予定納税額の通知書」に記載されている予定納税額が30万円であった場合、減額申請をすることにより9万円減額され、21万円の予定納税額の納付になります。
(通知書記載の予定納税額30万円は夫一人分3万円がすでに減額されていますので、残り3人分の9万円を減額することになります。)
(減額申請書の提出期間)
7月減額申請:令和6年7月1日(月)~7月31日(水)
11月減額申請:令和6年11月1日(金)~11月15日(金)
以上
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