業務改善助成金は、職場の最も賃金が低い方の賃金額(地域別最低賃金額との
差額が30円以内の者に限る。)を、一定程度引き上げ、設備投資などを行った
場合に、その一部を助成するものです。
【業務改善助成金】
①賃金のアップ
最低賃金の改訂に伴い、賃金が最も低い方の賃金をアップした会社は該当するかもしれませんので一度簡易チェックシートで対象となるかどうか確認ができます。
(簡易チェックシート)↓
②設備投資への出費
設備投資といっても高額な投資とは限らず、厚生労働省の手引きに例示も多くあります。
「生産性向上のヒント集」より抜粋すると
例 飲食業:セルフで注文できるテーブルオーダーシステムの導入
農業:種まき機、農薬散布機の導入
電気製造業:Web会議システムの導入(←このあたりは業種問わず使えそうです)
介護業:介護記録システム導入
機器類の購入に限らず、システム料、コンサル料、人材育成・教育訓練なども含まれるようです。
生産性を高めながら、労働時間の削減や社内で最も低い賃金の引き上げに取り組む
中小企業を対象に事例が紹介されています。
「生産性向上のヒント集」
https://www.mhlw.go.jp/content/000755705.pdf
業務改善助成金の令和3年度の申請締切は、
令和4年1月31日となっておりますのでお早めに検討下さい。
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